2020年はすべてが変わった
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年は年初に想像していた想定図と全く異なった1年でした。
予定をしていたマレーシアへの移住計画が吹き飛んだだけでなく、
そもそも国をまたいだ往来ができなくなってしまい、ほぼほぼ1年間
日本国外にいるスタッフと全く会う事ができなくなるという想像すらできなかった世界に。
業績的なダメージも大きかったですが、今まで当たり前だと思っていた事が、
当たり前ではなかったのだという事を心底体感した1年でした。
それでも1年を無事に過ごすことができたのは、国内外のスタッフが
このような環境下でも、どうしたらよいか試行錯誤して努力をしてくれた結果であるとしか
言いようがありません。心から感謝をしています。
自分の生活も大きく変わりました。これまで月に2,3か国を転々としながら
仕事をしていたライフスタイルが完全に変わり、10年ぶりにずっと日本にいる生活に。
ただ、日本にいる時間が長かった分、日本のお知り合いの方々に色々とお声がけ
頂いたのは非常に良い経験となりました。
11月の後半には、現Mobility Technologies代表の中島宏さんに
日経新聞の交遊抄で紹介をいただいたり、DroneFund共同代表の大前創希さんにラジオに
呼んでいただいたりと、普段ではない経験もさせていただきました。
2021年は言い訳無用の1年
そういう意味では2020年は特殊な1年であったと思いますが、
2021年は言い訳無用の1年と言えるのではないかと思っています。
コロナがあるのは前提として、どうやって企業として生き残ってゆくか。
2020年は大変ありがたいことに、政府の政策等の支援があることによって、
なんとか支えられた1年であったと言う事もできますが、2021年はずっとそのような
支援に支えられていく訳にもいきませんし、政府の対応にも当然に限界があります。
国家間の往来が以前のようには戻らないという前提を踏まえたうえで
どのように戦略を描き、会社として生き残り、成長をさせてゆくかが肝です。
コロナが収束し良くなることは当然に願っていますが、このような感染症ウィルスは
過去の歴史において5年程度は尾を引くと考えるべきであり、そのような状況において
どうやって勝ち残ってゆくか。
捉え方によってはピンチでもありますがチャンスの方が大きいと感じています。
自分のように外部資本に頼らず勝負をしてきた会社だからこそ、ここを乗り越えて
行くチャンスも大きいと感じているので、この1年は自分にとっては正念場です。
自分らしさを失わずコツコツと努力し続ける1年でありたいと思います。